五柱推命とは

五柱推命とは人の性質や未来の運気を知るための学問です。算命学や四柱推命の根底に共通して流れる原理原則を紐解き、五柱推命論として学問体系の確立を目指しています。

五柱推命は四柱推命と同様に、年柱、月柱、日柱、刻柱(時柱)を用いて占いますが、五柱推命では五つ目の柱である分柱が存在すると考えます。

分柱は他の柱とは異なり、自己を表す柱というよりは、配偶者など身近な人々から影響を受ける柱です。つまり自分が誰と付き合うかによって、自分の性質の一部(特に正義感や倫理観)が変化するという原則を示しています。分柱を実際の占いの現場で使うことはありませんが、占う方の身近にいる人物が、どのような命式の持ち主であるかが、本人に大きな影響を与えるということを念頭に置いて占うことが大切です。

現在、算命学や四柱推命は多くの流派に分岐していますが、流派が分かれてしまう根本的な原因は、学問の根底に流れる原理原則が分からなくなっているところにあります。原理原則が分からないので、当然、各々の解釈に差が生じ、結果として分派してしまうのです。もし原理原則が明確であれば、占いの解釈に大きな差が生じることはなく、流派が分かれてしまうこともありません。

特に算命学と四柱推命は、元々同じ原理原則を使った占いであるにも関わらず、算命学は三柱で占い、四柱推命は四柱で占い、解釈も異なる部分が多々あります。しかし本当は三柱でも四柱でもなく、五柱あるという原理原則を基に、改めて理論構築を行えば、算命学や四柱推命の統一理論としての五柱推命を確立することが可能であると私は考えています。

五柱推命の構築にあたり、算命学や四柱推命だけでなく、的中率の高い数秘術等も取り入れながら、精度の高い理論の構築を目指しています。

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